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2023/09/16 Sat.
【鹿児島黒毛和牛】牛刺し
食肉の生食は食中毒のリスクがあります。
2012年には食品衛生法により牛レバーの生食(通称レバ刺し)が禁止されました。
そうした中でも尚、人気を保ち続けていられるのは、肉本来の旨味ととろけるような食感をダイレクトに楽しみたい人が多いからだと思われます。
そうした声を聞きながら旬鮮館で取り扱いを始めたものは、国の基準「ISO22000認証取得」を満たした工場で製造された【牛刺し】です。
生食としての認可を得ていると言っても、鶏刺し同様に食中毒のリスクはありますので、お体の抵抗力が弱い方にはお勧めできません。
冷凍での販売とさせていただいておりますが、一度解凍してしまった商品の再冷凍ができない上に、解凍後は即日中に消費しなければならないという、購入された方にも大きなハードルのある商品です。
それでも購入したいというお声から、旬鮮館でも販売を開始することにしました。
製造後の検査をクリアしてからの納品という日数の経過が原因で、冷凍の割に賞味期限が短くなってしまうといった現実から、取り扱う側としても大きなリスクがありますが、それを乗り越えて「販売」という形に漕ぎ着けられたのは、様々なお声を届けていただいた皆様のおかげでもあります。
この先、どういう風に変化していくか分かりませんが、2023年旬鮮館の新しい挑戦です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
尚、余談ですが、「ユッケ」は「肉の刺身」という韓国語で、生肉の細切れに卵黄やコチュジャンを混ぜ合わせたものです。もちろん良い部位を使用したものですが、切り落としの有効利用といった感じになるものが多いのではないでしょうか。今でいうところの「味変」の牛刺しといったイメージでしょうか。
一方の「牛刺し」は、醤油でいただく日本の「肉の刺身」です。
肉一切れに見る「本物」のスタイル。混じりっけ無しの精肉の持つ力をご堪能ください。
販売者・購入者、双方に様々なリスクのある「牛刺し」。
ワクワクドキドキの買い物も素敵な時間になるのではないでしょうか。